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GMO SONIC 2024行ってきたよ

こんばんは、さりです。

先週末さいたまスーパーアリーナで開催されたGMO SONIC 2024行ってきました~!!

JO1は1日目の出演!

今年の目標は鉄は熱いうちに打て、ならぬ感想も熱いうちに書いとけということで早速思ったこととか感想を書き留めておくことにしました。ワンチャン外部に出せたらいいなという気持ちもあったのでいつもより文章が硬めで読みにくかったらごめんね。

まず去年の話からさせて

今年もGMO SONICでのJO1が良かったという話をする前に、去年の出演時もパフォーマンスがめちゃめちゃ良くて、2年連続出演につながる爪痕をしっかり残してたよねという話から始めたい。

思い返せばGMO SONIC 2023はJO1にとって初のEDMフェス、かつ初めての歓声ありのライブだった。今となってはダンスブレイク中にメンバーの名前を高速で2回も叫ぶTigerやサビで合いの手を入れるSuperCali等々、JO1のライブにすっかり掛け声や歓声が定着したけれど、2023年1月当時はまだそのような公式の掛け声もなく、正直みんなコロナ禍明けのライブで久しぶりの歓声をどう出せば良いのか手探りの状態だったんじゃないかな。

そんな中純喜の「Born to be Wiiiiiiiild」からJO1のパフォーマンスが始まった瞬間勝利を確信したよね。初出場の紅白歌合戦で披露したデビュー曲無限大はEDMバージョンで、曲の中盤のダンスブレイクでは特に重低音が強めにアレンジされ、ダンスの迫力をさらに高めてた。序盤は会場の掛け声も控えめだったものの、無限大の大サビでは「オーオーオー」の合唱が客席から自然と生まれたのが今でも記憶に残ってる。

合間のMCでも1人1人の挨拶は短めで、「JO1という名前だけでも覚えて帰ってください!」とアピールする蓮くんだったり、「JO1は今年初11人揃ってのライブで気合い入ってます!」とグループを代表しての意気込みを言葉にする瑠姫くんの姿が印象的だった。

後から分かったことだったけど、当時JO1はドラマや映画の撮影に入っているメンバー、バラエティー番組に多く出演するメンバー、スキルアップのために海外でレッスンを受けるメンバーと個人での仕事の比重が多くなっている期間だった。年末まであんなにいつも一緒に過ごしていたのに、個人の仕事に合わせて別々のスケジュールが続いていたであろうタイミングで、11人そろってのパフォーマンスができる2023年1発目の貴重な舞台ということもあり、メンバー全員の気合と熱量が爆発したステージだったと思う。

まずはグループ名だけでも覚えてもらえたら十分、普段J-POPやK-POPアイドルの音楽に触れる機会が少ない人に向けて、自分たちの音楽を少しでも知ってほしいと言わんばかりに、持ち時間ギリギリまで詰め込んだJO1の自己紹介を兼ねた計7曲のセットリスト。特に最後のSuperCaliでは通常よりもかなりBPMを上げたアレンジで、体力的にも限界が近い中最後まで全力で駆け抜けた攻めの姿勢が最高にかっこよかった。長時間のアリーナスタンディングは正直こちらの体力も限界だったけど、それでも見に来てよかった!!ぶち上がったぁ!!と思えるライブだったんだよな。

やっと今年の話

1年が経って再びGMO SONICにカムバックすると聞いて、去年の時点ですでに一度正解をたたき出していた分正直今年はどう魅せてくるんだろうと予想がつかなかったけど、昨年に引き続きEDMアレンジへの親和性を示すのはもちろん、JO1の楽曲の幅広さを魅せるセットリストを準備していたのが超よかった。

JO1のライブの定番曲となったTriggerからスタートする安心感。Triggerが流れるとJO1のライブに来たなって感じがする。合間に観客を煽るのはもちろん、生歌ならではのアレンジを挟む余裕があるのも2023年の1年間多くの場数を踏んできた経験あってのことだと思う。

Triggerは欠かせない!

前半のハイライトはやっぱり世界的なDJのR3HABがプロデュースしたEyes On Meで、個人的にGMO SONICにこそこの楽曲が刺さるだろうと期待していた楽曲だったので、始まった瞬間「これこれこれ~~~!!」とテンション上がった。何ならEyes On Meをどこから見たいかの基準でスタンディングの場所取りするくらいガチ勢。

けご豆のフリーダンスが始まると「フォーーー!!」の歓声が入るし、曲のビートに合わせて頭を振ったりジャンプしたりと私も踊りまくった。特に「Stora Gueliz Kasbah... 」のところが、一瞬の静けさの中にモロッコテイストが際立つビートに合わせてメンバーが少しずつ群舞に加わっていく高揚感と、ラストは全員が思いっきり踊り狂う構成もフェス向きの楽曲だと改めて感じた。

昨年とはまた少し雰囲気を変えたEDMアレンジで始まったSuperCaliは、パワーアップした重低音と暗闇の中に光る蛍光緑の衣装、そして魔法陣を組むようなフォーメーションとが合わさり、怪しさと緊張感が半端じゃなかったTigerもEDMアレンジが加わったことで虎が獲物を狙う時の鋭い目線や動きを想像させる強さが際立ってて個人的にかなり好みだった、音源欲しい。

蛍光色の衣装とSuperCali魔法陣の相性良い

去年との違い

昨年のセットリストとの一番の違いを感じたのは、中盤にバラード曲ZEROを入れることで緩急をつけてたところ。もちろんアップテンポで畳みかけるように踊る楽曲もフェスには欠かせないけど、実は体を揺らしたりゆっくり手を振ったりしながらアーティストの歌声に集中できる曲も重要。昨年よりも披露曲が増えた分体力面での負荷は大きかったと思うけど、その中でもしっかりバラードを歌い込む歌唱力があることも証明してたのが誇らしかった(勝手に)。

制御されたペンライトが揺れる単独ライブとはまた違って、その日初めてJO1のパフォーマンスを見た人も一緒になって腕を大きく左右に揺らしている姿がステージ上のメンバーからはきっと見えていたはずで、「点から線に繋がるcircle」の歌詞の通り会場が1つになった特別な瞬間になったと思う。

あと昨年と大きく違ったのは今回新たに設置された花道を使ったステージ構成。新曲Your Keyではメンバーが花道全体に広がって踊ってくれたのめちゃ良かったよね。やっぱり今年は楽曲でバズってほしい気持ちがあるから、みんなFancamをどんどんTikTokにアップロードしてこ!Fancamからバズりが生まれる可能性も全然あると思うし。

WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント (JO1 ver.)の曲中では、碧海が花道を全力ダッシュしてロンダートを決めちゃうシーンも。定期的に訪れる運動神経ヤバすぎJO1。アクロバティックまで見れてしまったのもフェスならではの自由な雰囲気があったからかもしれないね。

JO1の強み 修正力

昨年は初のフェスということもあり、EDMアレンジを目玉においてひたすら攻めの姿勢を貫いたセットリストだったけれど、今年はそこからさらにレベルアップして、EDMアレンジ+JO1の大きな強みである楽曲の多彩さとライブパフォーマンス力が際立つ構成だったように思う。バラードやディスコチューン、爽やかなアニメ主題歌、平成の名曲のカバーまで幅広く披露する姿は、少しアウェーの雰囲気に飲み込まれそうだった昨年とは別物だった。

体調不良で瑠姫が今回お休みだったんだけど、他のメンバーがフォーメーションを調整しながら分担していて連携力の高さも光ってたなぁ。不測の事態にも対応できるようになったのも場数を踏んできたからだよね。もちろん11人揃うのが一番だけど、体調が何より大事なので。

JO1は1回の経験からの吸収力とそこからの修正力・調整力が非常に長けていると感じることが多くて、今回のGMO SONICでもどんなジャンルの音楽も自分たちのものにできるんだと自信をもってステージを作り上げていた姿が最高にかっこよかった。もはやここがホームですくらいの堂々とした佇まい。1年目より2年目、そしてさらに3年目が楽しみになるグループだと思う。

JO1×フェス

YOASOBIや新しい学校のリーダーズ、New Jeansとかを見ていると、アジアの音楽が世界へと羽ばたいていく過程には大型フェスへの出演が必ずと言ってよいほど関わっているんだなと気づかされたので、もっとこういうフェスへの出演に恵まれるといいなと思う。できれば海外希望。フェスのコンセプトを汲み取って自分たちの音楽の色に取り込み、そのフェスならではのパフォーマンスを作り出せるのがJO1の強みだから、きっとフェス映えすると思うんだよな~~~。

自分たちのコンセプトを自由に作り上げられる単独ライブも面白いけど、完全なフリー課題よりも何かお題があったほうが逆にアイデアが浮かんだりしない?フェスに照準を合わせて既存の楽曲のアレンジに挑戦したり、ダンスブレイクを入れてみたりと色々と試行錯誤を繰り返していくことで、次のツアーではもっとこういうことやってみたいなとかクリエイティブ面での刺激になる気がする。外に出て揉まれることでしか生まれない化学反応が見れたらいいなという期待も込めて。

結成5年目に突入したJO1、2024年はどんな1年になるんでしょうか。散々匂わせているLA単独ライブとかワールドツアーは今年実現するのかな。何も決まってないけど次のライブでは11人皆元気な姿を見せてくれますように!

ではではSee you!!