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JAMの備忘録 - KIZUNA tour 2022秋

こんばんは、さりです。

JO1 1st ARENA TOUR KIZUNA参戦してきました~~~~!!まずは生で見た感想を記録しておきたいと思っていたのに、余韻に浸っていたらもう福岡の配信が来ちゃう!ということで駆け込みでこの記事を書いています。せっかくなので、配信のアーカイブを見ながら後日細かい演出の部分は追記していく予定です。

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一言でいうと本当に楽しかった!昨年のOTDがエモーショナルだとするなら、今年は疾走感。JO1は全員足が速いアイドルですが、ライブパフォーマンスも速い。物理的な速さじゃなくて、印象の話ね。止まらないし止まらせないし、時間を感じさせないまま気が付いたら本編最後の曲ですと言われてしまう。

でも翌日気づくんです。軽々と5曲フルでぶっ通しで歌って踊って、けろっとMCして、着替えてまた踊ってを3時間(初日は3時間半!!!!!)やってのけるJO1の体力やばすぎ。ただ立って見ていただけの私の腰はバキバキ、視界確保のためにちょっと無理な姿勢をしてしまったら首もゴリゴリ、翌日の朝ベッドから動けない。夢から醒めて現実に戻った瞬間に突き付けられるこの体力差に情けなくなります。

今回狙ったわけではなく偶然愛知二日間・大阪初日昼と前半3公演に連続して参加することができました。逆に言うと後半ZEROです悲しい。でも、今回のライブがいかに短期間でブラッシュアップされ、JO1がツアーという新しい挑戦を自分たちのものにしていくその成長曲線を追いかけることができたのは幸せだったなと思います。

初日特有のふわふわした感じがありつつ、事前の決め事やMCのお題を全部ちゃんとやりきろうと頑張るJO1の真面目さが光りまさかの3時間半の長尺。MCのタイムキープができるようになり、会場盛り上げ対決を入れて客席を巻き込む時間を作った愛知2日目。愛知後のインスタライブでMC中「座ってください」の声掛けが必要と知ったJO1、早速大阪で実践(本当に本当にありがとう…涙)。これだけでもライブは生き物であり、全くの別物かのように毎回毎回成長しているのが分かる。

JO1の大好きなところは数えきれないくらいたくさんあるけど、常に全力で真面目なところ、自分たちの最高を更新し続けようとする貪欲さは、特にライブに行くたびにひしひしと感じる。彼らのその姿勢が大好きでまぶしくて大切で、そんな彼らが旅を続ける限り、同じ景色を見ていたいと願ってしまうんだよな。

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生バンドの話

JO1の成長スピードがとんでもなくて、たまに「生き急いでる?」って心配になることがある。初めてのアリーナツアーで全編生バンドをやるボーイズグループ聞いたことある?5年目のアニバーサリーツアーで、ちょっと新鮮味を出すためにバンドに帯同してもらいました!のイメージ。来年はフルオケが帯同したらどうしよう(ないよ)。生演奏は良いよね~~今この瞬間音楽がこの場所で生まれてるんだっていう特別感があって。

生き急いでる論に少し被るかもしれないけど、とにかく色々挑戦させて経験を積ませたいんだろうなという運営側の意図も感じられた。プデュで様々なミッションやバトルを勝ち抜いてきた彼らをもっと成長させるためのミッション、今回のテーマは「生音を聴いてパフォーマンスできるようになる」。

生音でパフォーマンスをしたことはないけど演奏する側になったことはあるから、生演奏で呼吸を合わせる難しさは想像できる。実際に音源よりBRMを落としてアレンジされている曲もいくつかあって、ダンスのテンポ感や呼吸の使い方の調整をするだけでもかなり練習が必要だったと思う。

ダンスを揃えることに注力して練習を重ねてきた楽曲は、もう音源なくてもメンバーの体内におそらく楽曲のリズムが刻み込まれてるから、いきなりバンドの演奏を聴いてそれに合わせるとなると、技術以前にまずマインドセットを入れ替えるというか、「音楽を聴く」ことにまず集中しないといけないわけで。パフォーマンスする際の意識や身体の使い方から変えていったんだろうなと想像してます。JO1の耳が良くなった気がすると以前から感じていたけど、バンドとの練習で鍛えられた部分はかなりあると思う。

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セトリの話

生バンド演奏というでっかいコンセプトが大前提にあるので、曲選びもある程度統一性があってまとまりがあった印象を受けた。セトリ落ちした流星雨とLove&Hateは悲しすぎるけど、ロックに振り切ったサウンドの中で本当にこの2曲の魅力が最大限引き出せますかと言われたら、うーんたしかにと納得してしまう気持ちもある。全編生バンドというキャッチーさと天秤にかけて犠牲になったのか…いや、エンドロールで流星雨流したからって満足しないでね!OTDの君のままの二の舞だよ。結成当時からの目標の一つだったツアーがやっとできたというのに、「夢は叶った」のフレーズが最高に似合う瞬間だというのにシクシク。

少しだけ未練はありつつも選ばれた曲たちは納得の布陣だし、ラパパ・君のまま・Get Inside Me・クンチキタあたりの今までパフォーマンスの機会に恵まれなかった楽曲たちにスポットライトが当たったのは本当にうれしかった。

バンドアレンジの準備の都合もあって、かなり前からセトリが決まっていただろうし、曲間のつなぎのアレンジもよく練られていて、集中が途切れる瞬間を作らせないのも、3時間を長く感じさせなかった理由の一つだと思う。緩急をつけるという意味では、一曲くらいアコギ1本弾き語りみたいなセクションを作ったら、また違う面白さと感動があったかもしれない。メインステージの階段にギターをもって腰掛ける奨くん、その周りにばらばら座る10人の構図。キャンプファイヤーの終盤でみんなで合唱する感じ、見たい。

アンコールのハッピーメドレーもめっちゃよかったな~!ツアー参戦後みんな口をそろえて「1回じゃ足りない、もう明日入りたい」って言うんだけど、その理由の一つはこのアンコールの多幸感にあると思ってる。名残惜しい気持ちを受け止めてくれて、今日は本当に楽しかったね、また一緒に遊ぼうねと前向きに再会を約束してくれる感じ。一曲一曲が短いメドレー形式だから、変にしんみりしすぎないのが良い。メドレーができるくらいたくさんの楽曲を持てるようになったんだね。

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ユニットの話

言いたいことありすぎて、どこから始める??

汐恩のRunningは本当に宝物、天然水というか綿のようなあたたかさを持った歌声だった。2番サビ前の「あふれだした全ての瞬間 君のそばにずっといるよ」のパート、切なさがにじみ出ていてもうお手上げ。普段のガハハ笑いとのギャップ。

Get Inside Meは曲がまず良いし、アレンジも好きだったなぁ。ペンライトを横に振って一体感が生まれる感じ、ライブ映えする曲だよね。JO1のライブは基本パフォーマンスショーケース感が強いと思っているけど、煽りやアレンジがあったりペンライトの振り方をメンバーが示してくれたりして、一緒にパフォーマンスを作っている感じが楽しかった。

クンチキタはさ~~~もう瑠姫くんのがなりはすごいし、煽ってラップして歌って、覚醒しすぎて脳の毛細血管切れてたと思う。豆瑠姫がイケイケガンガン燃えろタイプだとしたら、けごスカはあえてダルっぽく力を抜くのがかっこいいタイプ。クンチキタは曲の中で両方の雰囲気があるからぴったりだった。

ユニットBは今日の配信見てまた感想書こうかな。一つだけ言えるのは、ICARUSは出逢ってしまったら破滅の道まっしぐらのバンドマン4人だった。いろんな意味で狂わされる。もう会わないほうが良いってわかってるのに、ついライブハウスに足を運んでしまうの。いつか消え去る夢なのに。

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衣装その他演出の話

衣装もバンドアレンジに沿ってロック風の強い衣装が多かったよね。スーツでかっこよく決めたスマートJO1も大好きだけど、今回はこれでよかった。しいて言うなら、一体感を優先させているから遠くからの視認性は若干落ちる。双眼鏡たまにしか使わないから、たまにメンバーを見間違えたことあったな。OTDのメンカラシャツはわかりやすかった。どっちが良いという話ではないけどね。

アンコールのスウェット・Tシャツアレンジがかわいかった~~。初日は一人一人アレンジのこだわりを話してくれたんだけど時間の関係で2日目以降は残念ながらカット。ツアーの途中でお絵描きが増えたり、公演ごとにマイナーチェンジがあるのもうれしい。景瑚プロデュースのスウェット、最初は派手な緑で目立ちすぎないかなって心配してたけど、メンバーが着てるのを見てかわいくてお気に入りになった!ツアーTにバケハかぶって、ポシェット肩にかけてるともう夏休みの小学生にしか見えない純喜くん、客席のペンライツォを眺めて浮かべる満面の笑みがカブトムシを捕まえた時と一緒(それは言い過ぎ)。

それからあこがれのリフター!!!センターステージがせりあがって、くるくる回りだした瞬間、JO1はついに輝く星になりました。特に愛知は平面だったからそう感じたのかも。大阪ではスタンド席と目線の位置が近づいて、これこれこれこれが見たかった!の気持ち。舞台装置にお金がかかってるのが分かるともうそれだけでにやにやしちゃう。

スタンドだと角度によってはメインモニターが少し見づらいよね。メインステージ真ん中の奥行が結構あるから仕方ないんだけど。バックモニターもつけてくれると大変助かります。

VCRもOTDより良かった。結構尺あるので、どうしてもという場合はここでトイレ行っておくのが安全。私は大阪初日暑すぎて倒れると思って、一旦避難しました。一生懸命セトリとVCR読み解こうとした去年、セトリがぎりぎりまで固まっていなかったという後日談を聞いてちょっと納得した部分があった。章立てにするには各セクションのコンセプトが少し弱かった気がする。今回はタロットで「15分間バラバラになる」→ユニットステージの繋ぎは面白かったけど、逆にそれ以外は本編とほぼ関係なくて丁度良い塩梅だった。何も考えず純粋に各ケミの掛け合いとコントを楽しむ時間。

ラストの挨拶といえばオートファジー!!ピアノの生演奏BGMを悪用しちゃだめよ(笑)あの並び方をだれがどう決めたのかわからないけど、オートファジー教の流れができたの最高だった。今日もあるかな?ってつい期待しちゃうもんね。

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色々ほかにも感じたことあったはずなのに、楽しかった~~~最高!の記憶で止まってるから本当に楽しかったんだろうな。配信で細かいところを早く見直したい!一旦の感想はここまでにして、続きは配信後に更新しようと思います。

JO1、最高に幸せな時間をありがとう!!!