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旅の記録 2023秋 インドネシア・ジャカルタ編②

こんばんは、さりです。

2023年11月にJO1のアジアツアーでインドネシアジャカルタに行ってきました。前回準備編でだいぶ内容が詰まってしまったので、後編として現地のあれこれを書き残していきます。

 

1日目

仕事が終わってから成田に直行。貯まっていたJREポイント成田エクスプレス特急券分が無料になったの嬉しかった。空港でパジャマに着替えて荷物を整理したんだけど、今回はもしかしたら乗り継ぎで預け荷物がちゃんと届かなかったらどうしようという不安もあり、手荷物に1泊分の着替えとライブグッズを入れました。仕事用のパソコンもあったので地味に肩に重さが来る。

夜便なので初めて成田空港のシャワールームを使いました。メイクを落として軽く髪も洗えてドライヤーも各シャワー室に完備してあって30分1050円。タオルとかも全部貸してもらえるので、メイク落としと自分の好きなシャンプー・リンスと化粧水とか普段の旅行に持っていくものだけ持ち込めば十分。これは課金する価値あると思う。

www.narita-airport.jp

乗り継ぎのクアラルンプールは早朝だったので軽くドーナツとコーヒーを買ったんだけど、飛行機乗る前に即捨てなくちゃいけなくて泣いた。制限エリア内で買ったからいけると思ったのに。成田→クアラルンプールのフライトは何人かJAMがいたんだけど、クアラルンプールからはおそらく日本人1人に。誰もフライト変更しなかったんだろうな…タクシー相乗りナンパは厳しそうだな…と思いながら機内では爆睡。

ジャカルタの入国審査でJO1アピールするつもりだったのに、ほぼ何も聞かれずスルー。心配してた預け荷物もちゃんと届いたよ。先にジャカルタ入りしていたお友達から、身支度にホテルの部屋使っていいよと優しいお声掛けをいただいたので、まず空港からホテルに直行することに。

客引きが怖くて空港で両替もせず出てきてしまって後で後悔したんだけど、少しだけでも両替しておけばよかったです…タクシーも客引きが怖すぎて流しのタクシーには乗れず、MyBluebirdで呼びました。一生懸命ナンバープレートを確認してたんだけど、ナンバーじゃなくて車の後ろやドアの横に書いてあるBluebird専用のコードを見なくちゃいけないらしい!

↓この写真だとOE2167がアプリに表示されているコードと一緒か確認するイメージ。リサーチ不足で最初は少しバタつきました。

車の後ろやドアの横に書いてあるコードを確認してから乗る!

写真はこちらの記事から引用しました

MyBluebird Taxi

MyBluebird Taxi

  • BLUE BIRD, PT TBK
  • Travel
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apps.apple.com

ジャカルタのホテルは2つで迷ったあげくアヴィッサ・スイートにしたんですが、もし次回も同じ会場だったらサマーセット・グランド・シトラにすると思います。私の部屋は特に問題なかったんですが、部屋によっては水漏れ?アリ?とかトラブルもあったようで…あとやっぱり近さは何よりも正義。日本だと全然歩ける距離でも、ジャカルタの暑さと交通量の多さを考えると歩くのが億劫になることも。サマーセットは部屋が多すぎて(2ベッドルーム+リビング+バスルーム2つ+小さめのキッチン+謎のアイロンルーム)、一人で泊まるのには怖すぎる広さだったからやめちゃったんですけど、次回は友達誘って大部屋ワイワイしたい!!

一応アヴィッサ・スイートの写真もいくつか載せておきます。

お部屋はシンプルな感じ

maps.app.goo.gl

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お友達のホテルの部屋でメイクしたり身支度を整えさせてもらった後、ランチを食べに行ったよ~!せっかくだからインドネシア料理から始めたいよね、ということで歩いて行けるNoesakaに。サテ(串焼き)や笹の葉に包まれたチャーハン美味しかった!カレー風味の麺は舌が痺れる系の辛さでちょっと難易度高かったかな。

サテは甘めの味付けが好み!

イスラム教の影響だと思うんだけどノンアルコールカクテルが充実してたのも良かった。マンゴーとよくわからんスパイスっぽいカクテルもおしゃれでした。

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その後はショッピングモールのGong chaでインドネシアJAMが主催してた瑠姫のセンイルカフェイベントを見に行くと、ライブ用のスローガンやいろんなソンムルを配っていた現地JAMのでっかな愛に触れてライブ始まる前からもう泣きそうだった。JO1こんなにも愛されてるよーー!!

瑠姫のセンイルイベント

3月のKCONタイぶりにJowちゃんと再会!たまたま待機列で並んでいた順番が前後というご縁から始まり、その時は「次はJO1がインドネシアに来てくれたら良いね」と話していたら今回のアジアツアーが決まり、一緒にJO1のライブに入るという夢が実現してほんとに嬉しかった!!

インドネシアJAMが準備してくれたスローガン

アジアツアージャカルタ公演

ここからはライブの感想ですが、端的にまとめるとこの言葉に尽きます。

正直2023年に入った現場の中で、JO1のパフォーマンスをこんなにも高濃度で熱量高く浴び続けた現場は他になかった気がする。衣装チェンジは本編中に1回とアンコールのTシャツのみ、オープニングはいつものBTDの宇宙空間映像?が流れたものの、それ以外は繋ぎのVCRなし、MCはJAMの願い事をかなえるコーナーのみで全体的に挨拶とかも短め。それ以外の時間ずーーーーーーっと歌って踊ってる。真の体力オバケ。

開場前にリストバンドに引き換えたよ

公演時間は日本のアリーナツアーよりも短めの約2時間だったんだけど、超満足!VCRやわちゃわちゃMCとかで気持ちや集中力が切られることがないからか、ぶっ通しの2時間ずっと集中していた記憶がある。一緒に入ったJowちゃんの終わった後の第一声がすごく幸せそうな表情で「つかれた~~~!」だったのが印象的。着席の時間も長かったしただ見ていただけのはずの私たちも疲労がすごい。なんだこれ。日本のツアーのご当地ならではのわちゃわちゃMCとか、ケミ大量発生の瞬間も大好きなんだけどね!「JO1の強みはパフォーマンス」と改めて証明するかのような濃いライブでした。

印象に残っている曲と言えば、やっぱりVenusでしょう。公式でこの映像が公開されていないのが本当に悔しい!TikTokにはグレーな動画がいくつかあるので、リンクは貼れないけどみんなお願いだから検索してほしい。3/20追記 やっと公式から動画が出ました!!!みんな公式から見てください!!!奇跡のような出来事だった。

www.youtube.com

君の元 走って
You're so bright as Venus


Just fly away 光に導かれ
Wake up wake up now もっと高く

1番のサビで拓実が「Just fly away」を歌ったあたりでプツっと音源が消えてしまったんですよね。一瞬メンバーも客席もアレ?となったものの、拓実がそのままインテンポで「光に導かれ」とアカペラで歌い続けたので、蓮くんも手を上に掲げて客席を巻き込み「Wake up wake up now」からJAMも一緒に大合唱。景瑚もリズムをとるようにOhとかYeah!とか合いの手を入れてくれて、豆ちゃんか誰だったかほかのメンバー(3/20追記: 祥生でした!)も「Everybody sing with us!」と煽ってくれて、そのまま1番をアカペラで歌い切りました。

Far away 迷わないで進むよ
Take me take me there
You are my Venus

 

真っ暗な夜も白日も 僕の空に君がいる
You and I いつも側に (You are)
輝く My Venus
You're so bright as Venus

今思い返しても夢か?実はアクシデントを装った演出なんじゃないか?と疑ってしまうくらい出来過ぎてた。パフォーマンスを続けようとするJO1の姿を見て、何とかして支えよう!と瞬時に反応したJAMの熱量も加わり、ホール規模の会場で客席との距離感も近かったとはいえ、一言では表せない会場全体の結束力を感じた瞬間でした。冷静に考える余裕なんてなくて、JO1が諦めていないから私たちも応援を止めるわけにはいかない、何としても音楽を、パフォーマンスを止めるな!の気持ちしかなかった。

音楽が止まった瞬間、祥生は仕切り直したほうが良いかどうか迷ったのかメンバーのほうをちらちら何度か見てたけど、止まる様子がないのを悟ってちょっと笑ってたし、瑠姫とかもニヤニヤしてたし、何より蓮くんがすごく楽しそうに笑ってたのが忘れられない。トラブルも楽しめるタイプ。1番を歌い終わった後「よくできました☺」と言わんばかりのニッコリスマイルいただきました。

アイドルとファン、ステージと客席の距離感と関係性でしか作り出せない奇跡ってあるんだなと感じられたジャカルタ公演でした。

1000人規模の会場でのライブは初めてだったんじゃないかな

ライブのステージ写真は事務所提供のものをこちらから引用しています

もう一つジャカルタ公演のハイライトを挙げるとすれば、新曲Eyes On Meの初披露がありました。なんと公式から定点映像が出ております!!!!素晴らしい!!!

世界的なDJのR3HABさんプロデュースでYSL BeautyとのタイアップでもあるEyes On Me、一気に会場がクラブかのような雰囲気にさせてくれるダンス曲。マジで最高でした…!正直音源だけ聞いた時は個人的にそこまでハマっていなかった楽曲なんですが、ライブ映えする曲でしたね。印象がガラッと変わってテンションぶち上げ曲になりました。

現場の熱量をぐっと上げてくれたEyes On Me

豆→拓実→景瑚の順でダンスバトルをやっているかのような構成、蓮くんの首取れダンスはもちろん、途中で「Stora, Gueliz, ...」と順にパートをつないでいきながらV字が広がっていくところも好き。何と言ってもラストの大サビで豆がセンターに来て踊り狂うところが最高。「お豆、やっぱり貴方が1位だよ…」と心の中でハンカチを濡らしながらかみしめてた。あの時確かに豆が世界を掌握していた。景瑚も曲のコンセプトに合わせた表情管理よりも「踊ってて楽しい!」が溢れちゃっている感じで見てる私もワクワクした!

特に掛け声が決まっている曲ではないのに、ラストは会場から自発的に「フォー―――」の歓声とか「Hey! Hey!」の合いの手が入ってたのも良かった。裏打ちでちゃんとリズムをとれるのが海外の観客って感じ。この曲は絶対裏拍でリズムを取りたくなるよね。

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もう一つ印象に残っているのは僕らの季節。海外JAMと話していると意外とバラード曲の人気が高い印象があって、日本のアリーナツアーのセトリには入っていなかったけど今回選抜入りしたのも納得。

今すぐ君に会いに行くよ

振り向いたら後ろにいるよ

もう逃さない

約束する君の手を離さない

踊らずメンバーがお互いの表情を見られるようなフォーメーション(Deluxeのオープニングと一緒)で、歌っているメンバーにだけピンスポが当たる演出。しっとり歌詞の意味を一言一言考えながら曲の世界に浸れた贅沢な時間だった。遠く離れていてもずっと待っててくれたアジアのJAMに、JO1がやっと会いにきてくれたんだよ。メンバーも「一緒に歌おう!」と言ってくれて、客席も合唱になったの感動的だったな。

アジアツアーでの僕らの季節はまた新しい顔を見せてくれた

タイや台湾と比べて日本からのアクセスの難易度は一段上がるインドネシアですが、日本からの遠征組も結構多かったですね。体感1階席の半分くらいが海外JAM、2階席は日本FC枠なのでトータル海外4:日本6くらいの割合でしょうか、もう少し海外組も多かったかな。

そういえばインドネシアのライブは必ず本編が始まる前に国歌斉唱から始まるんですって!アンコールは現地JAMの企画でMy Friendsを合唱したり、JO1がマイクを持って指名されたJAMの元に駆けつけたりとか、1万人規模のアリーナではできないことがギリこの会場のキャパならできるんだなと気づかされました。

原則ライブ中は着席での観覧が文化だけど、途中JO1の煽りで客席も立ったり、JO1のスタイルと現地の文化が混ざって新しいカタチが生まれている…!貴重な経験をさせてもらいました。

終演後はそれぞれ好きなご飯をテイクアウトして打ち上げ!

2日目

もうメインイベントは終わったのでここからはおまけみたいなもんですが観光も少しできたので紹介します。

インドネシアでマレーシア料理を食べるの巻。ここの細麺の焼きそばがめちゃめちゃ美味しかった!次はマレーシア行きたいな。

焼きそばまた食べたい!鶏の手羽先も美味しかった

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柵の中に入れず遠目から眺めました

街のシンボル的な高い塔も行ってみたかったけど、入口が全然わからないのと並ぶと聞いて断念。外から見ました。この時点でだいぶ暑さにやられてた。

映える写真を撮ろうと頑張ってみる

イスティクラル・モスクに入ろうとしたらちょうど礼拝の時間とぶつかってしまってカフェで時間をつぶす。東南アジアのカフェって結構スタイリッシュでおしゃれなお店が多い気がする。

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写真を振り返ると汗による顔のテカリがすごい

なんとか最後の見学ツアーに滑り込み、モスクを見学。陽気なギャルに「JAMですか~?ウチらもです!(チャムを見せ合うタイム)」と声をかけてもらって元気が出た。あとガイド役のおじさんが急に通りすがりの別の見学者が靴を脱いでいなかったことに対してガチ説教を始めて、私たちしばらく放置されたのも忘れられない思い出(笑)インドネシア語一言もわからないけど、「これだから若いやつは」とか言ってそうだったな。

K5 on the stage!

モスクは肌見せ厳禁なので、その場で上着を貸してもらえるけど自分のカーディガンを持っていくと良いと思います。どこも冷房が強いので持っていると何かと便利。

終わりに

根っからのミーハー気質(好奇心旺盛?)とフットワークの軽さのせいか、2023年本当によく遠征しました。初めての場所、初めての経験からしか得られない刺激に飢えている自分がいるんだと思います。ライブも初日に入るのが好き。JO1が一つ一つ階段を上って新しい扉を開くたびに、ただ好きで追いかけているだけの私も毎度毎度新しい経験をさせてもらっています。数年前には想像もしていなかった自分になれている。こんなに自分ってアクティブだったっけ?と思うことも多いです。あと遠征のたびに色んな方に出会えて人間関係が広がっていくのも楽しいし有難い。

 

2024年はまだ自分が訪れたことのない場所に遠征したい!国内だったら広島かなぁ、沖縄や北海道も久しく訪れていないので行く機会を作れたらいいな。実は韓国に行く機会を逃し続けていて(いつでも行けると思って後回しにしているうちに韓国ブームになり、日本人ばっかりいるところに行ってもな…とか思ってまた後回しにするの繰り返し)、でもそろそろ本当に行く!行きます!

2023年国内ツアーが平日のことが多く、有給のやりくりにかなり苦労したので、休みの取り方は計画的にと言い聞かせつつ、自分がどんな瞬間に一番ワクワクするのかを思い返しながら、2024年もできる限りライブに足を運ぼうと思います。どんな新しい経験値を積めるか今から楽しみです。

今年も旅に出た際には備忘録として旅行記を残していけたら。その際はまたお付き合いくださいね!ではではSee you!

 

今週のお題「2024年にやりたいこと」