旅とドラマと音楽と

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OPEN THE DOORから始まるJO1のPrologue

こんばんは、さりです。

 

JO1と扉開いてきました~~~~~!!!!!!

JO1初の有観客単独ライブOPEN THE DOOR、3DAYS計5公演!!

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以降写真は全てJO1公式Twitterより引用

メンバー、スタッフの皆さん、参戦された方々お疲れ様でした!大きな事故なく、けが人も出ることなく終えられて何よりでした。

ここ数か月の生きる希望だったライブが終わってしまって完全にロスです…

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初日の黒衣装、ベロアだしひらひらついてて好き

思い返せば幕張に会いに行けるまで、長い道のりでした。

最速先行から応募してはチケプラのサーバー戦争と戦ってなんとかたどり着いたマイページで見る文字は落選ばかり(泣) 散歩がてら神社を回り、JO1の健康祈願に便乗して当選祈願をしてた日々もありました…イベントの上限人数の制限が見直されたタイミングでの追加抽選でやっっっと当選したチケット。

当選しなかった方、いろんな事情で参加できなかった方もたくさんいたはずなので、いくら幕張のド平面で後方だとしても同じ会場にいられるだけで感謝の気持ちでいっぱいのプレミアムチケットでした。ほんとに会いたかったよー!!!

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公演ごとにアンコールの衣装が少し違ってたのも楽しかった

感想をぎゅっとまとめて言うと、

JO1最高、会いたかった、大好き、大切な存在すぎて守りたい、絶対TOPに行こう、大好き

のエンドレスリピートになってしまうのですが、個人的備忘録も兼ねてブログ書きます!半年後の自分がニヤニヤしながら読んで楽しんでる、はず。

 

JO1のライブの特徴を簡単に挙げるならば、

  1. ほぼ全曲のパフォーマンスを全員でやるし (ユニット曲のみ日替わりで担当)、全曲フルで歌う。
  2. 構成と演出はシンプル、制御型ペンライトが綺麗。ゲームコーナー等はなく、MCも全員でぎゅぎゅっと集まって簡単な曲紹介と最初と最後の挨拶のみ。
  3. 全員のビジュアルが史上最高を永遠に更新中。あと全18曲をやり切る体力が超人級。

11人という大人数グループあるあるですが、テレビサイズだと歌割が全員に回りきらないから、というのはもちろん、楽曲を一つの作品として世界観を大切にしているからこそフルサイズでの披露にこだわっているのかなと思います。

合間のVCRを挟みつつも、18曲ほぼノンストップで歌い続けるので、歓声が出せないこともあり、個人的な印象ですがどちらかと言うとパフォーマンスショーに近いです。ひたすらJO1の歌とダンスを堪能することに集中する、贅沢な2時間半。

何より、「会いたかった」「直接会えてうれしい」「やっと会えたね」と何度も何度も言ってくれる世界中のハピネスがギュッと詰まった空間でした。

5公演中3公演ライブストリーミング配信あり!しかもアーカイブ期間あり!の充実度。現場が終わっても、アーカイブで見直せるのほんとにありがたい。現場期間だけではなくアーカイブ期間もある意味体力勝負。私と同じく狂ったようにアーカイブを摂取した皆さん、お疲れ様でした。

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グレー衣装も大人でシックな感じが出てて良い セフゾに合う

セットリストとコンセプト

セトリについては以下の画像を参照くださいませ。

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OPEN THE DOOR セットリスト

「OPEN THE DOORがどんなライブか?」の問いへの個人的な結論を先に言うと、

JO1にとって3度目の冬(僕らの季節)が来る前に、コロナの影響でデビュー後一度も会えていなかったファンに逢いに来て「君の手を離さない」と約束し、「ここからが始まりだ 一緒に歩もう」と後ろにいるファンを振り返ってくれるライブです!

つまり、WANDERINGなんですよ(???)本編最後を僕らの季節で締めるところがショーとしてのこだわりポイントなのではと思っています。色々あったけど、やっと会えた、手を取り合えたねで一旦ライブ自体を終えて、アンコールのPrologueで一緒に新たな一歩を踏み出す瞬間を作るという構成。

Born to Be Wildが今回の扉を開ける呪文だったけど、REALはダブルアンコール的な立ち位置で、「This is no dream, so real」が次また会うための魔法の言葉だと受け取りました。

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終演後の家族写真は宝物 初日の伝説の景瑚の帽子

オープニング

"WHERE ARE WE FROM?" の一文が開演前からステージ上のスクリーンに出ていて、 メンバー1人1人から扉に関する問いかけがあり、最後「扉を開ける準備はできましたか?」で中央のスクリーンが開いてメンバー登場。

デビューしてからずっとオンラインイベントでつながってきたJO1とJAM。BTBWのMVにもあるように、お互いの姿はSNS(MVで言うとガラスの壁)を通して見えてはいるけれども、本当に実在しているのか、想いが届いているのか不安になる瞬間もありましたね。

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https://www.youtube.com/watch?v=-_P_cD0yimw

ついにその壁の扉を探し当てたJO1が、純喜くんの魂のこもった「Born to be wiiiiiiiiiiiild」で扉を開け、会場に姿を現した瞬間の興奮は今後も忘れることができないと思います。同じ空間で同じ音楽を共有できることがどれだけ素晴らしいことなのか、恵まれていることなのかを噛み締めると同時に、この1フレーズ聞いただけで鳥肌が立ちました。

JO1にとって大事な記念日は結成日とデビュー日と既に2つありますが、11月19日も間違いなくJO1史に残る記念日です。第二のデビュー日と言ってもいいんじゃないかな。

Part I. Here

テーマは「JO1の最初の始まり」

プデュのファイナルが幕張だったから、"WHERE ARE WE FROM?"の答えがHere=幕張?としか思いつきませんでしたが、ライブ序盤からアクセル全開、デビュー1年目2020年の曲から3曲をパフォーマンス。 

ほぼこじつけですが、キーワードとなる歌詞を取り出すと、

OH-EH-OH

『暗い闇に飲み込まれたこの世界はもう限界』『君と一緒に 望んでいた 夢の世界』

GO

『少しずつきっと近づいてる My Galaxy』『You're my star You are my shining star My Galaxy』

JO1になる前の世界か、それともデビューしたのに思うような活動ができなかったこの1年半のことか、どちらにも捉えられる気がしますが、ずっと待ち望んでいたペンライトの光で埋め尽くされたステージ=Galaxyに着陸、といったところでしょうか。

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2日目昼公演 キメ顔強い

Part II. SOMEWHERE

UNKNOWN SPACE WHERE WE CAN GO「僕たちが進む未知の場所」で始まり、刑事ドラマの最終回で犯人を追い詰める廃工場の扉を刑事役の拓実くんが開いたのかと思いきや、そこは実は撮影スタジオで、白い扉が開いては代わる代わるメンバーが出てくるというマトリョーシカVCR。ひたすらイケメン→扉→イケメン→扉のエンドレスリピート。

少しだけ深読みさせてもらうと、何枚も扉を開けても景色が変わらないことから、おそらくデビューとともに急激な変化を経験しつつも、先が見えない状況が続き、どこへ向かって進めばいいのかもがきながら、この状況を打破する「外へ向かう」扉を探している状態を表現しているような気がします。

でもそんな状況でもひたむきに挑戦を続けてきた11人は、パート2で3rdシングル「CHALLENGER」でリリースした挑戦的な2曲DesignとSpeed of Lightを歌います。

Design

『目の前の困難 楽しめ』『僕らの時代へと連れて行こう』

Speed of Light

『僕らを惑わす 嘘も声も もう聞こえはしないよ』『キミの姿を忘れないように』

JO1も2年目を迎えて、困難な状況の中でもチームとしての結びつきが強くなり、信じるべきもの、目指すべきものが定まったと力強く歌ってくれるんですよね。

私の記憶が正しければ、前どこかで拓実くんがプデュでのお客さんのキャーキャーが懐かしくなって映像を見返すと話していたのですが、JO1としてはファンミでしか見れていない有観客の景色を大切に抱えてエネルギーにしてここまで走ってきてくれたんだと思うと、別に泣かせるバラード曲じゃないのに泣けます。

最新シングルWANDERINGからはNever Ending Storyがセトリ入り。直訳すると「終わりのない物語」って、まさにプデュ出身なのに活動が期間限定ではないJO1のことじゃん。

サビ前の鶴平コンビが担当する「このまま終われない」の一言がズンと響く名曲でした。早く歌詞をちゃんと読みたい。まだまだJO1の旅は続くんだね、続けていこうねと幕張の地に誓いました。

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2日目昼公演 愛知ズ、オーラスへの布石①

Part III. OUR SPACE

暗転し「内面の扉」のタイトルが出た後、メンバーそれぞれが鏡に映る自分を見つめながら、自分自身の内面と向き合うVCRで始まります。

ずっと外へ上へと出る扉を探していたJO1は、4thシングルSTRANGERで視線をあえて真逆の方向に向け、自分の内面にある扉を開くことで、新たな自分の姿を発見し、さらにレベルアップしました。ユニット曲を除いて、このセクションは全て4thの曲。

スーパー余談ですが、CHALLENGERで獲得した新規ファンをがっつり固定層にする作品としてSTRANGERがあり、選曲も既存ファンの好みに近いものなのでは?という感覚が個人的にあります。多分次のWANDERINGはもう少し攻めてきそうな予感です。

Dreaming Nightの人気の高さは現場でも改めて実感しました。JO1が歌い始める前、なんならモニターに姿が映る前から、あのイントロ流れただけで会場ときめいてたもんね。ドリナイ大好き、毎回歌ってほしい。

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3日目昼公演 1日2公演もやるの凄すぎるし偉すぎる

ちなみにVCRの中で聞かれていた質問は以下の3つ。

  • 周りの人から自分はどんな人だと思われているでしょうか?
  • 実際の自分はどんな人だと思いますか?
  • 一生変わらないポリシーは何ですか?

このパートだけで1記事書けちゃう。それぞれ性格が出ていてよかったけど、安定のお寿司大すしきまちゃんは最高だったし、蓮くんの「強い人間ではないから、周りに支えられて生きている」「神は細部に宿る」と純喜くんの「真逆」は響いたなあ。景瑚の「誰かを幸せにできることを幸せだと思うこと」は泣いた。

OUR SPACE 訳すなら「自分たちの居場所」その一つとして、個人の得意分野を生かしたVocal / Rap / Danceの日替わりユニットコーナーがあったのはテンション上がりました!たしかしょせがSODA PLUSのインタビューで「ダンス担当のメンバーでダンスオンリーのユニットステージをやってみたい」と話してたんですが、今回はYouTube企画ATLIERのメンバーでそれぞれ担当。

www.youtube.com

よな純のSTAY!二人のお互いへの信頼感が透けて見えるところが好き。最後のハモリは「よっうちの自慢のボーカル!!」と私の中のブラボーおじさんが騒いだ。

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Get Backは激アツ!!!会場の照明もペンライトも赤く染まってて、あと必要なのは炎!!炎が足りん!!!という気持ちでペンライトぶんぶん振ってました。

汐恩「俺はチワワちゃうからな」木全「どう見てもお前はチワワじゃ」→汐恩ガハハ笑いの流れがほんとに好き。

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最終日のダンス組もカッコよかった!!後半初披露のダンスありで見ごたえ抜群でした。今回は音をハメていく振付だった気がするから、次はレーザーを使って世界を支配する川尻蓮さんが見たいです。蓮くんの手の動きとレーザーが完全にシンクロするやつ。

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オーラス!!5公演完走!!

Part IV. HOME

内面の扉を開いたことで、自分たちの原点に立ち返ったJO1。原点≒HOMEの解釈であのわちゃわちゃJO1 HOUSE VCR。リアルにメンバーが同じ宿舎で生活しているからこそ、程よいファンタジー感に仕上がっててかわいかったです。

まさか無限大を歌わずにツカメを歌うとは思ってなかったけど、すっごくライブ映えする曲でした。みんな振り付け真似できるし、ダンスブレイクが入っているのがいい!!無限大が新約聖書だとしたら、ツカメは旧約聖書、原点のさらに原点。

メンバー自身も冬が僕らの季節だよと何度も話しているので、冬という季節自体がHOMEとも言えるのかなと。

「雪が降ってきた!今すぐ君に逢いに行くよ」でVCRが終わった後、新曲の衣装に着替えたメンバーがせり上がってくるときに裏で流れてたBGMがよかったんですよ!!!!HIPHOP系の曲でジャンプアップ(勢いよくステージ下から飛んで出てくる)のも見てみたいけど、ゆっくりスライドアップできらきら登場するのもJO1らしくて好きでした。横一列で並ぶとアベンジャーズ感、もしかして世界救いに来てくれたの??

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オーラス白黒衣装 まさにアベンジャーズ

Part V. Here, Again

「さあもう一度踏み出そう」の意味だと解釈してます。改めてスタートラインに立って今から第二の物語を紡いでいく、優しくも力強い出航宣言だと感じました。

Prologueの歌詞ほんとに好きです。いろんな解釈ができると思うけど、ライブに行ってからJO1からJO1、メンバーそれぞれから他のメンバーへの歌にも聴こえるようになりました。豆ちゃんが最後の挨拶でも「ここには素敵な仲間たちがいます」と話していたように、JO1がJO1のことが大好きでお互いのことを本当に大切だと思っているところが好きなんです。国民プロデューサーの投票という名の運命に導かれて集められた11人、誰が欠けてもダメだし、この11人だからJO1は最高なんだと何度だって声に出して言いたい。

JO1が前を向いて進む限り、少しでも温かい追い風を送る存在になりたいと思うし、JO1が作る歴史の目撃者でありたいと思います。

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ずっと見せてあげたかった景色

ライブならではのアレンジここが好き

MCでの名シーンと迷シーン、各メンバーのここが好き、とかは別途書き起こしておきたいと思っているのですが、今回はライブならではの演出で個人的に好きだったところをまとめておきます。

一番印象に残っているのは曲と曲のつなぎ方。いかにスムーズに次の曲につなげるかってライブを作るうえでの肝だと思っているんですが、勢いと集中力を切らさないつなぎ方とうまくクロージングに持っていくアレンジと両方あってほんとに良かったです。

  • BTBW→OH-EH-OH
    最後の「It's key of new world」のあとnew world, new world, new world, new worldとエコーがかかったみたいに繰り返した後、4カウントで立ち位置移動、木全「幕張行くぞー!」「オーラス行くぞー!」の煽りが入って、蓮くんが拳を突き上げると他のメンバーが倒れる(PV通り)の天才の流れすぎた。
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    https://www.youtube.com/watch?v=Mqi1_EqY6hE

    息する暇も与えないし、むしろギアをもう一段上げてく感じ最高。あとただ友ラップ陣が先頭切って花道歩いて、客席をラップで煽る姿を見た時、JO1は大丈夫、TOPに行けると確信しました。
  • Safety Zoneのアウトロ
    弦を弾くセフゾのキャッチーなイントロを生かして、アウトロを長めに流しつつ、メインステージ両端から二人ずつ捌けていくのもオシャレで最高でした。できれば画面二分割して全員分見たいよ。You're not safe with himと歌う曲だけど、歌ってる本人たちがセクシーすぎてYOU (JO1) are NOT SAFE!!! でしたよ。これ以上近づいたら火傷する。
    1番歌った後普通に花道歩いているように見えて、音に合わせてぴたっと立ち位置について次の「You're not safe with him」で踊り始めた瞬間は痺れた。かっこよすぎる。
  • Designのイントロ
    この曲の幻想的なイントロをゆったり使って、スモークとレーザーだけで次のセクションの始まりを予感させるのも、今どこにいるのかはっきりしないまさにSOMEWHEREといった感じ。イントロのメロディーを電子音で抽出して、池に石を落として水面が波打つような反響を作りつつ、レーザーも点いたり消えたりを繰り返すことで、全体的に不安定な感じを演出してて良かった。JO1が出てきて曲が始まると謎に安堵感が生まれる作り。
  • Blooming Againの曲終わり
    ラストの純蓮のフェイク前、「止まれない Go Away 忘れない All the way ここから君の世界さ」をペアでオクターブで歌ってからメインステージに戻る演出大好きすぎる。🐰🍓→🐶🦊→🍮🌱→👑🦒→👽🌺の組み合わせ。バックの音楽もギターの音がおそらく強めに流れてて、アコースティック感出てたし、ペンライトの光がゆっくり音に合わせて揺れるのも、満開の花がそよ風に吹かれているみたいで、すっごく綺麗だった。死ぬ前にもう一度見たい景色。
  • Prologueのピアノイントロ
    出だしの音を取りやすくするためかもしれないけど、ピアノの和音から始まったのが印象に残ってます。暗闇の中で光が差しこむ感じが出てた気がする。

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アンコール前、扉を開くホームビデオが流れているときの舞台袖

最後に

OPEN THE DOORほんとに楽しかったし、幸せだった。当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなってしまった2年間があったからこそ、一つ一つの瞬間が宝物で、共に同じ時間を過ごして感情を共有できた奇跡に感謝しています。

JO1ありがとう。これからもっといろんな景色を一緒に見よう。これからも一緒に、一歩ずつ歩んでいけたら嬉しいです。

僕らの季節を初披露したJO1が、冬を連れてきてくれたみたい。凍える季節より前に会いにきてくれてありがとね。寒くなってきたので風邪をひかないように、ご自愛ください。健康第一!

今回書ききれなかったことまだたくさんあるから、できればもう一本書きたいけど、全ては5thの供給の波次第。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。See you! ✈